クラッチレリーズシリンダー交換

 

 ZZR1400用のクラッチレリーズシリンダーがポン付けで付くよと教えてもらったので試してみました。

ついでにクラッチホースもステンメッシュのものに交換することに。

 


取替前のレリーズシリンダーね。

ZZR1400用とZZR1200用のレリーズシリンダーを比べてみます


左が1400用、右が1200用です。
エア抜きの向きが90°違います。

 


1400はこうなってるから上の取替前の写真と比べるとエア抜きバルブの向きの違いがよくわかるね。

 


同じく左が1400用、右が1200用

1400用のピストンが飛び出してるのはピストン裏のバネが強いのか、1200用のバネがへたってる、バネが弱い、動きが渋くなっているかは今となっては分かりません^^;

 


左が1200用、右が1400用です。
内径を計ってみると1200用 33.3mm
            1400用 35.8mmなので面積を比較してみると

1200用 直径の2乗×円周率÷4=33.3^2×3.1415÷4=870.9mm2

1400用 直径の2乗×円周率÷4=35.8^2×3.1415÷4=1006.6mm2

 

パスカルの原理で面積が大きくなればそれに比例してピストンを押す力が大きくなるので

1006.6÷870.9≒16パーセント、クラッチが軽くなる計算です。

 

 


左が1400用、右が1200用です。

 

 


1400用を取り付けするとこんな感じになります。

ホースの取付位置の真上にエア抜きのバルブが来てしまうのでノーマルのクラッチラインだとエア抜きバルブに配管が当たってしまって取付けできないかもしれないです。

(すみません、ささっとステンメッシュホースに換えてしまったのでノーマルのクラッチラインでいけるか試してません)

 

マスター側はこんな感じね。

 

できあがりでクラッチ握ってみると

 

もう握った瞬間、笑っちゃうくらい軽くなります。

 

一秒間に3回握れます。

 

連続50回ニギニギしてみましたが途中で休まずクリアできるくらい軽いです。

 

走ってみましたがクラッチのつながる位置が変わるということもなく問題ない感じです。

 

2007.5.30 追記

軽くなる度合に結構差があるようです。

レリーズシリンダーに最初から塗ってあるグリスを拭き取ってブレーキフルードを塗りなおしてレリーズシリンダーを組み直してやると多少増しかも。